Windows 10 May 2019 Update 1903 (19H1)にしたところ、net use /persistent:yes で行っているネットワークドライブへの接続が出来なくなってしまいました。
但し、全数起こるわけではなく、現象が出る個体と出ない個体があるようです。
近日中にパッチが出るかも知れませんが、2019/05/22更新のマイクロソフトのページを参考に、対応しました。
処置
次のように設定されているものとします。
net use x: \\CIFS_Server\path password /user:username /persistent:yes
- レジストリエディタを起動します
- 次のサブキーに移動します
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\WebClient\Parameters
- Parametersを右クリックした状態で、新規→複数行文字列値、と進みます
- 『新しい値 #1』という項目が出来るので、『AuthForwardServerList』という名前に変更します
- 『AuthForwardServerList』をダブルクリックします
- 値のデータとして、『https://CIFS_Server』を入力します
- OKボタンを押下します
- レジストリエディタを終了します
- ネットワークドライブを再接続します
net use x: /delete net use x: \\CIFS_Server\path password /user:username /persistent:yes
- OSを再起動して動作を確認します
うまく行くといいですね…。
2019.06.05追記
この処置を行ってうまく行った数日後、再度『ネットワークドライブに~』が出たときは、エクスプローラから×印が付いたネットワークドライブに(切断や再マウント処理をせずに)アクセスしてみてください。そのまま繋がると思います。
2019.06.12追記
2019年6月パッチのKB4503293で改善されるかと思ったのですが、やはり『ネットワークドライブに~』が出てしまい、コマンドプロンプト側からのアクセスが出来ない状態です(エクスプローラ側から一旦アクセスすれば、使えるようですが)。