Veeam Backup & Replication の Notifications 設定を用いることで、仮想マシンの『注 (Notes)』または『カスタム属性 (Custom Attributes)』にメモを記録することができますが、設定方法がいまひとつわからなかったので、ここに遺しておきます。
- Set successful backup details to this VM Attribute:
バックアップジョブが成功したときに、記録を残します。 - Append to the existing attribute’s value
バックアップが成功する毎に、記録を『更新』します。 - アトリビュートフィールドに『Notes』と書いた場合
VMの『注 (Notes)』欄の最後に、『注 (Notes)』欄の最後に次のようなフォーマットの記録が『追記』されます。
Last backup: [2023/05/01 12:34:56]; Veeam server: [BackupServer-Name]; Job: [[Backup Job #01] VM-Name]; Repository: [Repository-Name]
尚、『Last backup:』行以降に何かを追加し、次回のバックアップ成功時に『Append』が有効だった場合、『Last backup:』行の内容が更新され、それ以降に書かれていた文字列は切り捨てられます。
Appendの更新対象は、『Last backup:』で始まる行です。 - アトリビュートフィールドに『Notes』以外の文字列を書いた場合
VMの『カスタム属性 (Custom Attributes)』欄に、指定した文字列名の『属性』が作成され、『値』欄に上のフォーマットの記録が残ります。
『Set successful~』をONにしていないVMには、『値』がブランクの当該『属性』が作成されます。
画面が狭くて『値』の内容が全て見えない場合、カスタム属性欄の『編集』をクリックすると確認できるようになります。
どれかのVMで上記『属性』を削除すると、全VMから、当該『属性』が削除されます。 - 設定を行ったのに記録がされない/更新されない場合
取り敢えずバックアップサーバを再起動してみて下さい。
以上です。